請求書の作成方法

2026年03月24日

請求書の作成

ClientXの請求書作成機能では、管理画面のサイドメニューの見積・請求書から簡単に請求書を作成できます。顧客情報を自動入力することで、効率的に正確な請求書を発行できます。

請求書作成の流れは大きく分けて、「送付先の指定」と「基本情報の入力」の2つのステップで構成されています。システムに登録されている顧客情報を活用することで、入力の手間を大幅に削減できます。

送付先の指定

請求書を作成する際、まず送付先(請求先)を指定する必要があります。ClientXでは、既存の情報を活用した4通りの作成方法を用意しています。

連絡先から作成

登録済みの連絡先情報から請求書を作成する方法です。この方法を選択すると、請求先と請求元の情報が自動的に入力された状態で請求書作成画面が開きます。

手順:

  1. 請求書作成画面で「連絡先から作成」を選択
  2. 連絡先リストから該当する連絡先を検索・選択
  3. 請求先(顧客情報)と請求元(自社情報)が自動入力されます
  4. 必要に応じて情報を修正し、基本情報の入力に進みます

 

個人顧客や特定の担当者宛に請求書を発行する場合に便利な方法です。連絡先に登録されている住所、電話番号、メールアドレスなどが自動的に反映されます。

取引先から作成

登録済みの取引先(企業)情報から請求書を作成する方法です。企業名、所在地、担当部署などの情報が自動入力されます。

手順:

  1. 請求書作成画面で「取引先から作成」を選択
  2. 取引先リストから該当する企業を検索・選択
  3. 請求先(取引先情報)と請求元(自社情報)が自動入力されます
  4. 必要に応じて情報を修正し、基本情報の入力に進みます

法人顧客への請求書発行に適した方法です。取引先マスタに登録されている正式な企業情報が使用されるため、表記の統一性が保たれます。

プロジェクトから作成

進行中または完了したプロジェクトに紐づけて請求書を作成する方法です。プロジェクトに関連付けられた顧客情報が自動的に引用されます。

手順:

  1. 請求書作成画面で「プロジェクトから作成」を選択
  2. プロジェクトリストから該当するプロジェクトを検索・選択
  3. プロジェクトに紐づく請求先と請求元の情報が自動入力されます
  4. 必要に応じて情報を修正し、基本情報の入力に進みます

プロジェクト単位で請求書を管理したい場合や、プロジェクトの完了に伴って請求書を発行する場合に便利です。プロジェクトと請求書が紐づくことで、売上管理や収支分析がしやすくなります。

手動作成

すべての情報を一から手入力で作成する方法です。システムに未登録の新規顧客や、特別な請求先情報が必要な場合に使用します。

手順:

  1. 請求書作成画面で「手動作成」を選択
  2. 請求先情報を手動で入力(企業名、住所、電話番号など)
  3. 請求元情報を手動で入力(自社名、住所、連絡先など)
  4. すべての情報を入力後、基本情報の入力に進みます

初回取引の顧客や、イベント参加者など、通常の顧客管理に含まれない相手への請求書発行に適しています。

基本情報

送付先を指定した後、請求書の詳細情報を入力します。この段階で請求書の内容を具体的に定義していきます。

件名・発行日・支払い期限

件名:請求書のタイトルを入力します。例:「2026年3月分コンサルティング料」「Webサイト制作費用」など。内容が明確になるよう具体的に記載することをお勧めします。

発行日(必須):請求書の発行日を指定します。この項目は必須です。通常は当日の日付を設定しますが、締め日に合わせて日付を指定することもできます。発行日は法的にも重要な日付となります。

支払い期限:支払期日を設定します。「発行日から30日後」「翌月末日」など、取引条件に応じて適切な期限を設定してください。この情報は請求書上に明記され、顧客に支払期限を明確に伝えることができます。

請求書番号:請求書を一意に識別するための番号です。システムが自動採番することも、任意の番号体系を使用することもできます。請求書番号は、顧客からの問い合わせ対応や経理処理において重要な参照情報となります。

消費税端数処理

消費税の計算時に発生する端数(小数点以下)をどのように処理するかを選択します。以下の3つの方法から選択できます:

  • 切り捨て:小数点以下を切り捨てます(例:123.7円 → 123円)
  • 切り上げ:小数点以下を切り上げます(例:123.2円 → 124円)
  • 四捨五入:小数点以下を四捨五入します(例:123.4円 → 123円、123.5円 → 124円)

企業の会計方針や顧客との取り決めに応じて、適切な処理方法を選択してください。この設定は各請求項目の消費税計算と、最終的な総額計算に適用されます。

請求項目

請求する商品やサービスの明細を入力します。複数の項目を追加することができます。

入力項目:

  • 商品名/品番:提供した商品やサービスの名称、または商品コード・品番を入力します。顧客が内容を理解しやすいよう、具体的で明確な名称を記載してください。
  • 数量:商品やサービスの提供数量を入力します。時間単位、個数、月数など、単位に応じた数値を入力してください。
  • 単位:数量の単位を指定します(例:個、時間、ヶ月、式、一式など)。顧客に誤解が生じないよう、適切な単位を選択してください。
  • 単価:1単位あたりの価格(税抜)を入力します。単価×数量で小計が自動計算されます。
  • 税率:適用する消費税率を選択します。標準税率(10%)、軽減税率(8%)のほか、非課税や不課税の設定も可能です。商品やサービスの種類に応じて適切な税率を選択してください。

請求項目は必要な数だけ追加できます。各項目の金額は自動計算され、請求書の合計金額に反映されます。項目の順序は自由に並べ替えることができます。

その他の情報

請求に関する補足情報を入力できます。

備考欄:請求書に関する特記事項や注意事項を記入できます。例えば、「振込手数料はご負担ください」「次回納品予定日:◯月◯日」といった情報を記載できます。取引条件や補足説明など、顧客に伝えたい追加情報を自由に記述してください。

銀行口座情報:振込先の銀行口座情報を入力します。以下の情報を記載できます:

  • 金融機関名・支店名
  • 口座種別(普通/当座)
  • 口座番号
  • 口座名義

銀行口座情報を登録しておくことで、請求書に自動的に振込先が記載され、顧客が支払いをスムーズに行えるようになります。複数の口座を登録している場合は、請求ごとに振込先を選択できます。

編集・詳細確認・PDFエクスポート

作成した請求書は、保存後も柔軟に管理できます。

編集:作成済みの請求書は、送付前であればいつでも編集できます。請求書一覧から該当の請求書を選択し、「編集」ボタンをクリックすることで、すべての項目を修正できます。金額の変更、項目の追加・削除、請求先情報の修正など、必要な変更を行ってください。

詳細確認:請求書の詳細画面では、入力したすべての情報を確認できます。顧客に送付する前に、記載内容に誤りがないかを入念にチェックしてください。詳細画面では、請求金額の内訳、税額の計算、合計金額などが見やすく表示されます。

PDFエクスポート:請求書をPDF形式でエクスポートできます。PDFは印刷に適した形式で出力され、顧客への送付やファイル保管に使用できます。エクスポートしたPDFは、メール添付、印刷して郵送、電子保管など、用途に応じて活用してください。PDFファイル名には請求書番号や発行日が自動的に含まれるため、ファイル管理も容易です。

請求書をPDF化することで、改ざん防止や長期保存に適した形式で書類を管理できます。また、顧客側でもそのまま印刷・保管できる形式であるため、スムーズな取引が実現します。

ポイント

請求書は法的文書としての側面も持つため、発行前に内容を十分に確認することが重要です。特に、金額、税率、振込先情報に誤りがないか注意深くチェックしてください。システムには請求書のバージョン管理機能もあるため、修正履歴も適切に保管されます。

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